自筆証書遺言の保管方法について

2014.4.9|未分類

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お金01

公正証書遺言の場合、原本は公証役場で長期間にわたって厳重に保管されます。しかし、自筆証書遺言の場合は原本を遺言者本人が自分で保管をしなければなりません。ここで問題になるのは、遺言の保管方法です。

自筆証書遺言を保管する場合に留意しておくべき点は、他人による破棄や内容の改ざんなどの可能性が無いようにすることと、遺言者が亡くなった場合に遅滞なく遺言書の存在が明らかになるようにすることの2つです。保管場所については、これら2点が両立可能な場所にすることが理想です。どちらかに偏り過ぎるのは好ましくありません。破棄や内容の改ざんを恐れて見つかりにくい所に保管すると、遺言者の死後に誰も遺言書を発見することができない可能性があり、逆に簡単に見つけられるような場所に保管すると、心無い者により遺言書の破棄や内容の改ざんが行われる可能性があるからです。

一般に、遺言の保管場所や方法として考えられるのは、遺言者の自宅内であれば、金庫や、机やタンスの引き出しの中、仏壇などがあります。自宅外であれば、銀行の貸金庫に預けたり、後見人を指名して保管してもらったり、相続人の1人に預かってもらうなどの方法があります。これらは一長一短で、自宅内に保管した場合は家族に遺言を見られたり、遺言の内容について干渉を受ける可能性があります。自宅外に保管する場合は、これらの可能性はないですが、死亡後の段取りを整えておかなければ、遺言書を手に入れられなくなる場合があります。また、他人に保管してもらう場合は、その人物が信頼できるかどうかや、遺言者に対して不満を持ってないかなどの面も考慮する必要があります。

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